そよかぜ内科

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高血圧こうけつあつ

病気の概要(定義・原因)

血圧とは心臓から全身に送り出された血液が結果の壁を押すときの圧力です。上の血圧(収縮期血圧)は心臓が収縮した時、下の血圧(拡張期血圧)は心臓が拡張した時の血圧です。診察室で上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上の場合に高血圧症と診断されます。

2017年の日本の高血圧者は4,300万人と推計されています。3100万人が管理不良であり、そのうち1400万人が高血圧を認識していないと推計されています。

高血圧は本態性(ほんたいせい)高血圧と原因が明らかな二次性高血圧に分類されます。日本人の高血圧の8-9割が本態性高血圧であり、体質(遺伝的素因)や食塩の摂取過剰、肥満など複数の要因が関連しています。本態性高血圧に対しては食生活の改善を中心とした生活習慣の改善が重要です。二次性高血圧としては、原発性アルドステロン症、腎実質性高血圧、睡眠時無呼吸症候群など様々な疾患が原因となります。高血圧は、サイレントキラー(静かなる殺人者)といわれており、ほとんど自覚症状がないにも関わらず脳や心臓、腎臓の血管などに動脈硬化を起こします。症状がないからといって高血圧を放置すると心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気になってしまうことがあります。

診断

血圧を測定することで診断します。①病院で測る診察室血圧と、②家庭で測る家庭血圧があります。高血圧の診断では家庭血圧が優先されます。家庭血圧で上が135mmHg以上、または下が85mmHg以上で高血圧と診断します。

<家庭血圧の測定方法>
  • 血圧計は上腕に巻くタイプを用います
  • 朝と夜の1日2回、トイレを済ませ座って1-2分間の安静後に測定します
    朝の測定:起床後1時間以内、朝食前、服薬前
    夜の測定:就寝直前
  • 1機会原則2回測定し、平均値を用います
  • 週に5日以上測定します

血圧は測定場所により変化します。家庭血圧と診察室血圧の組み合わせで下図の様に分類されます。

■白衣高血圧:

家庭血圧では135/85mmHg未満なのに、診察室になると血圧が上昇するタイプです。白衣高血圧は将来、治療が必要な高血圧になる可能性があるので定期的な血圧測定を行う必要があります。

■仮面高血圧:

白衣高血圧と逆です。家庭血圧は高いのに、診察室では血圧が正常なタイプです。仮面高血圧の方は、家庭でも診察室でも血圧が高い持続性高血圧の方と同様に脳心血管病を発症するリスクが高いので治療が必要です。

治療

食事、運動、嗜好品などの生活習慣を改善することで高血圧の改善が期待できます。具体的には以下のいくつかの方法が挙げられます。

  • 減塩:食塩1日6g未満
  • 禁煙
  • 食事の改善
  • 節酒:アルコール自体の量で男性1日20-30ml以下、女性10-20ml以下
  • 運動:毎日30分以上または週180分以上が目安

生活習慣を改善しても血圧が改善しない時に降圧薬を使用します。降圧治療の目標は、脳心血管病発症を予防することです。一般的に単剤を少量から開始し、効果が不十分であれば増量や他の薬剤に変更する、もしくは併用し降圧目標を達成するようにします。一般的な治療の目標は、75歳未満は診察室血圧130/80mmHg未満・家庭血圧125/75mmHg、75歳以上では診察室血圧140/90mmHg未満・家庭血圧135/85mmHg未満を目指します。

脂質異常症ししついじょうしょう

病気の概要(定義・原因)

脂質異常症は食べすぎ・飲みすぎなどの食事の乱れ、運動不足などを主な原因とする生活習慣病の一つであり、血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)や中性脂肪(トリグリセライド)が基準値以上に増加するか、または善玉コレステロール(HDLコレステロール)が基準値以下に減った状態のことです。高血圧症、糖尿病等の他の生活習慣病と同様に症状はほとんどなく、知らない間に動脈硬化は進行します。

動脈硬化が進行すると脳卒中、心筋梗塞、狭心症などの原因になります。脂質異常症の治療は、動脈硬化による合併症を予防するのが最大の目的です。脂質異常症の基準は以下のようになります。

<脂質異常症診断基準(空腹時採血)>
項目 基準値 診断名
LDLコレステロール 140mg / dl以上 高LDLコレステロール血症
HDLコレステロール 40mg / dl未満 低HDLコレステロール血症
トリグリセライド 150mg / dl未満 高トリグリセライド血症
Non-HDLコレステロール 170mg / dl未満 高Non-HDLコレステロール血症

病気の概要(定義・原因)

脂質異常症に対しては、まずは食事・運動療法による生活習慣の改善を行います。

  • 禁煙
  • 肥満であれば減量
  • 食生活の改善:魚(青魚)・大豆・野菜・果物・海藻などを多めに
  • 運動習慣の改善:息が弾む程度の有酸素運動を1日30分以上、週3日以上
    ただし、最初はゆっくりで軽めからスタート
    ※持病等がある方は運動の可否・強度等に関して主治医に相談してから行ってください。

生活習慣を改善しても脂質の値が十分に改善しないときは患者様のリスクを考慮し薬物療法の併用を決定します。薬物療法開始後も、治療の中心は生活習慣の改善なので、食事療法・運動療法を継続することが重要です。

脂質異常症の中で重要なのが高LDLコレステロール血症ですが、動脈硬化の危険因子は、LDLコレステロールだけではありません。高血圧、糖尿病、喫煙、家族歴なども動脈硬化を進行させる危険因子です。危険因子は1つだけでも動脈硬化を進行させる原因となりますが、複数あると進行を早め、心筋梗塞などのリスクが高まります。すでに心血管病を発症した方は、LDLコレステロール値をより厳密に管理する必要があります。

治療の目的が、下図の一次予防なのか二次予防なのかによって、薬物療法を開始する基準や治療目標値も異なります。

  • 一次予防:高LDLコレステロール血症はあるが心臓血管病を起こしていない方の予防
  • 二次予防:既に心臓血管病を起こしている方の再発予防

<脂質異常症診断基準(空腹時採血)>
治療方針の原則 管理区分 脂質管理目標値(mg / dl)
LDL-C non-HDL-C TG HDL-C
一次予防 低リスク <160 <190 <150 ≤40
中リスク <140 <170
高リスク <120 <190
二次予防 冠動脈疾患の既往 <100 <130
(<70)※ (<100)※

※家族性高コレステロール血症、急性冠症候群のときに考慮する
出典:日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年から引用

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